8日、福島競馬場で行われた、サマー2000シリーズ第1戦・七夕賞(3歳上、GIII・芝2000m)は、後藤浩輝騎手騎乗の6番人気{horse=2001103305:サンバレンティン}(牡6、栗東・佐々木晶三厩舎)が、後方追走から直線で内を突いて抜け出し、大外から差を詰めた2番人気アドマイヤモナークに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分00秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気ユメノシルシが入った。1番人気のヴィータローザは4着。
勝ったサンバレンティンは、父スペシャルウィーク、母がJRA1勝のアンデスレディー(その父ノーザンテースト)。全弟に同厩舎で05年京都新聞杯(GII)を勝ったインティライミ(牡5)、半姉に98年福島記念(GIII)を勝ったオーバーザウォール(父ドクターデヴィアス)がいる血統。
04年7月のデビューから着実に勝ち星を積み重ね、昨年の福島記念で重賞初制覇。今回がそれ以来の重賞2勝目で、福島コースでは3戦3勝となった。通算成績24戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の後藤浩輝騎手は、トーホウレーサーで制したニュージーランドT(GII)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算39勝目。管理する佐々木晶三調教師は、サンバレンティンで制した昨年の福島記念に続くJRA重賞制覇で、通算26勝目となった。