8日、阪神競馬場で行われたプロキオンS(3歳上、GIII・ダート1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)
ワイルドワンダー(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)が、後方追走から末脚を伸ばし、2番人気
リミットレスビッドに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分22秒7(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に9番人気
ドンクールが入った。
勝った
ワイルドワンダーは、父ブライアンズタイム、母がJRA6勝の
ワルツダンサー(その父サンデーサイレンス)という血統。04年7月にデビューし、2戦目(東京・ダート1400m)で初勝利を挙げるとその後もダート戦線で活躍。前走の
アンタレスS(GIII)で重賞初制覇を果たしていた。通算成績16戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の蛯名正義騎手は、
マイネサマンサで制した中山牝馬S(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算74勝目。管理する久保田貴士調教師は、
ワイルドワンダーで制した
アンタレスSに続くJRA重賞制覇で、通算2勝目となった。