10日に中京競馬場で行われる中日新聞杯(3歳上・GIII・ハンデ・芝2000m)について、枠順データから検証していく。
枠別では最多となる7度の馬券絡みが7枠。逆に、4枠と8枠は馬券絡みが2回と、枠別では最小の数字となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】3-0-1-15/19 勝率15.8% 複勝率21.1%
【2枠】1-1-1-16/19 勝率5.3% 複勝率15.8%
【3枠】1-2-0-17/20 勝率5.0% 複勝率15.0%
【4枠】0-1-1-16/20 勝率0.0% 複勝率10.0%
【5枠】1-3-2-14/20 勝率5.0% 複勝率30.0%
【6枠】1-1-1-17/20 勝率5.0% 複勝率15.0%
【7枠】2-2-3-12/27 勝率7.4% 複勝率25.9%
【8枠】1-0-1-26/28 勝率3.6% 複勝率7.1%
全体的な傾向としては明確な内外の有利不利は見られなかった。強いて言えば、8枠の成績がやや不調か。過去に8枠に入った人気馬では、2016年
クルーガーが2番人気6着、
2018年
マイスタイルが2番人気8着と敗れている。今年は上位人気が予想される馬が8枠に2頭ゲートインしており、ここの取捨選択が難しいところだ。
最も馬券絡みが多い7枠についても見ていきたい。これまで7頭が馬券圏内となったが、そのうち4頭は7番人気以下と人気薄の馬が激走していた。それらの多くは前目からの競馬で馬券に絡んでおり、7枠の馬で先行策をとりそうな馬には注目しておきたい。