カトレアS勝利時のコンティノアール(撮影:下野雄規)
11月26日に東京競馬場で行われたカトレアS(OP)を快勝したコンティノアール(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)について、管理する矢作調教師は「サウジダービーの招待待ちです。その後はUAEダービー(首G2)から米国三冠路線も視野に入れて準備を進めたい」とコメントした。
コンティノアールは父ドレフォン、母パンデリング、母の父キングカメハメハという血統。二代母のフサイチパンドラは2006年のエリザベス女王杯(GI)覇者で、叔母には国内外でGIを9勝した名牝アーモンドアイがいる血統。
今年10月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目となった11月のもちの木賞(1勝クラス)ではデルマソトガケとハナ差の接戦の末2着に惜敗したが、続くカトレアS(OP)では6番手追走から力強く抜け出して完勝した。通算成績は3戦2勝。
同一族からは大種牡馬トライマイベストやエルグランセニョールをはじめ、活躍馬がたくさん出ている世界的な名牝系。海外の地でその名を轟かせるか、要注目である。