11月、JBCクラシックを制したテーオーケインズ(撮影:高橋正和)
チャンピオンズCで4着のテーオーケインズ(牡5、栗東・高柳大輔厩舎)は、来年2月25日、キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップ(G1・ダート1800m)に登録する。
復帰戦についてはサウジCのほか、2月1日の川崎記念(4歳上・JpnI・ダート2100m)や2月19日のフェブラリーS(4歳上・GI・ダート1600m)、さらに3月25日のドバイワールドC(G1・ダート2000m)と国内外問わず幅広く検討される。
テーオーケインズは父シニスターミニスター、母マキシムカフェ、母の父マンハッタンカフェという血統。叔母には2016年のレディスプレリュード覇者、タマノブリュネットがいる。
2019年10月、京都競馬場での2歳新馬戦でデビューし、翌月のキャリア2戦目で勝ち上がり。2020年11月の摩耶Sを制してオープン入りした。2021年春は4月のアンタレスSで重賞初勝利を手にし、6月には大井競馬場での帝王賞で後続に3馬身差つけてJpnIを初制覇。3月の名古屋城Sから3連勝と充実の春を過ごした。
2021年秋のGIはチャンピオンズCに出走し、上がり3ハロンを35秒5、2着に6馬身差をつけてGIウイナーに輝いた。2022年は11月に盛岡競馬場で行われたJBCクラシックを制し、GI級競走での3勝目を手にした。ここまでの通算成績は20戦10勝。