ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナル初日 JRA小林凌大騎手が2戦2勝で2日目へ

2022年12月16日 17:29

1戦目を勝った水沼(右)と、2、3戦目を勝った小林凌(中)

 JRAと地方の若手騎手が競うヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンド名古屋が16日、名古屋競馬場で行われた。第1戦(ダート1500メートル、1着賞金60万円)は、JRAの水沼元輝騎手=美浦・加藤和宏厩舎=騎乗の1番人気サルセル(牝3歳、愛知・沖田明子厩舎、父エスポワールシチー)が逃げ切り勝ち。第2戦(ダート2000メートル、1着賞金70万円)は、JRAの小林凌大騎手=美浦・小西一男厩舎=騎乗の4番人気ラビオンアスール(牡4歳、愛知・藤ヶ崎一男厩舎、父エイシンフラッシュ)が内を突いて直線半ばで抜け出して勝ち、第3戦(ダート1500メートル、1着賞金60万円)は、こちらもJRA小林凌大騎手を背に、4番人気のマディソンテソーロ(牡3歳、愛知・沖田明子厩舎、父イスラボニータ)が3角から早めに進出して押し切った。

 この結果、ファイナルラウンド名古屋終了時点のポイント上位者は、1位小林凌大(JRA)60P、2位水沼元輝(JRA)32P、3位浅野皓大(名古屋)30Pとなった。永島まなみ(JRA)は第1戦が6番人気で4着、第2戦が5番人気で5着に入り、計22Pを獲得、8位につけている。17日はJRA中京競馬場に戦いの場を移し、8R(3歳上1勝クラス、芝2000メートル)と10R(3歳上2勝クラス、ダート1400メートル)の2戦を実施。合計ポイントで優勝者が決まる。

 水沼元輝騎手「うれしく思います。なかなか人気馬に乗ることがなく緊張しながらでした。逃げにこだわらず、外を回るよりかわして行ってと思っていました。内が深いので、馬には負担がかかりましたが、馬の力で勝ってくれました。いい流れで明日の中京でも頑張ります。たくさんの応援ありがとうございました」

 小林凌大騎手「馬の力に助けられたのが大きいです。関係者のみなさまに感謝しています。(2戦目の)ラビオンアスールは2000メートルということで、折り合いやスタミナを考慮しながら乗りました。馬がこたえてくれて、うれしいのひと言です。(3戦目の)マディソンテソーロは、ずぶいと聞いていたので、向こう正面からふかして行きました。4角で先頭に寄せて、もうひと踏ん張りしてくれました。2勝できて、ホントに頑張ってくれた馬に感謝しかありません。明日もいい馬に恵まれているので、引き続き頑張ります」

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