デイリー杯2歳Sで最速上がりを使ったダノンタッチダウン(撮影:下野雄規)
今週は2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティステークス(GI)が行われます。
先週の阪神JF(GI)は無敗馬が4頭出走しましたが、勝利したのは敗戦経験のある
リバティアイランド。朝日杯FSでは先週を上回る5頭の無敗馬が登場しますが、はたして無敗でのGI馬は誕生するのでしょうか?
昨年の1着
ドウデュース、2着
セリフォス、3着
ダノンスコーピオンは、3頭ともに後のGIレースを制覇。ハイレベルな若駒が集結するレースだけに、白熱した戦いが繰り広げられそうです。
先週と同じく2歳戦ですから能力の見極めが難しいですが、AIはどのような判断を下したのでしょうか…。それでは、早速ですがAIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆異次元の末脚が炸裂か
今週の朝日杯FSでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想される
ダノンタッチダウンでした。
ダノンタッチダウンは、これまで2戦1勝。母は
エピックラヴで、
ダノンザキッドの半弟と血統にも筋が通っています。
前走のデイリー杯2歳Sでは、最後の直線で猛然と追い込みましたが2着まで。ただ、上がり最速「33.1秒」は、上がり2位の34.0秒を大きく上回る異次元のものでした。
ダノンタッチダウン以外で掲示板に残ったのは全て先行馬で、流れが違えば差し切っていた可能性は高いでしょう。
朝日杯FSは差し馬の複勝率が高く、上がりが求められるレース。
ドルチェモア、
オールパルフェなど先行馬もそれなりにいますから、最後はこの馬の決め手が活きてきそうです。
(netkeiba編集部)