今年の中山グランドジャンプで同競走6勝目を挙げたオジュウチョウサン(撮影:下野雄規)
2016年から2020年にかけての5連覇を含む中山グランドジャンプ(JGI)6勝、JRA賞最優秀障害馬を4度受賞するなど輝かしい成績を残したオジュウチョウサン(牡11、美浦・和田正一郎厩舎)の引退に際して、12月24日の16時30分ごろから中山競馬場で行われる引退式の模様がYouTubeのJRA公式チャンネルでライブ配信される。18日、JRAが発表した。
オジュウチョウサンは父ステイゴールド、シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエスという血統。全兄に2013年のラジオNIKKEI賞(GIII)などを制したケイアイチョウサンがいる。
2013年10月にデビュー。キャリア3戦目で障害に転向し、2016年の中山GJから2018年の同競走まで障害重賞9連勝を達成した。その後、平地競走にも出走し2勝をあげると、2018年の有馬記念に武豊騎手とのコンビで出走し大きな話題を呼んだ。
2019年以降も障害戦で勝ち星を積み重ね、2020年11月の京都ジャンプSで3着に敗れるまで障害重賞13連勝の金字塔を打ち立てた。現時点で障害GI・9勝をあげており、2016年、2017年、2018年、2021年のJRA最優秀障害馬を受賞している。
(JRAのホームページによる)