15日、盛岡競馬場で行われたせきれい賞(地方全国交流、芝2400m、1着賞金300万円)は、板垣吉則騎手騎乗の1番人気{horse=2000102822:サイレントグリーン}(牡7、岩手・千葉博厩舎)が、好位のインから徐々に先行集団に押し上ると、直線では力強く伸びて、中団から脚を伸ばした8番人気のコスモダークに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒6(良)。さらにクビ差の3着には4番人気マルタカキラリーが入った。
勝ったサイレントグリーンは父サニーブライアン、母ピンクサファイア(その父ミホシンザン)という血統。伯父に91年大阪杯(GII)など重賞3勝を挙げたホワイトストーンがいる。3連覇がかかった昨年の同レースは2着に敗れたが、今年は前走のかきつばた賞(OP、盛岡・芝2400m)で1年11か月ぶりの勝利を挙げると、勢いそのままに昨年の雪辱を果たして同レース3度目の制覇を飾った。重賞3勝は全て同レースで挙げたもの。通算成績60戦11勝(うちJRA5戦0勝)。