16日、盛岡競馬場で行われたマーキュリーC(3歳上、交流GIII・ダート2000m、1着賞金3000万円)は、吉田豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍){horse=2002100734:シャーベットトーン}(牡5、美浦・奥平雅士厩舎)がスタートから先手をとると、直線では後続を突き放し、3番人気クーリンガーに9馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは2分04秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気エイシンロンバードが入った。
勝ったシャーベットトーンは父ヘクタープロテクター、母ジェラート(その父Boundary)という血統。04年8月にデビューし、7戦目の初ダート戦で勝ち上がり。今年1月のアレキサンドライトS(1600万下、中山・ダート1800m)に勝ってオープン入り後は、平安S(GIII)3着、川崎記念(交流GI)4着、東海S(GII)3着と重賞で好走を繰り返し、前走のブリリアントS(OP)は2着だった。今回が重賞初制覇。通算成績22戦6勝(うち地方2戦1勝)。