05年の有馬記念を制したルメール騎乗のハーツクライ(左)
◆第67回有馬記念・G1(12月25日、中山・芝2500メートル)
クリスマスはルメール!?
クリスマスで力を発揮するのがルメール。今年の有馬記念はレース史上8回目の
クリスマス開催だが、名手が有馬を初めて勝ったのが短期免許で来日した05年のハーツクライで、4番人気ながら断然人気を集めたディープインパクトを下した。JRA所属となってからも16年の
サトノダイヤモンドで勝ち、
クリスマスの有馬は通算2勝だ。11年も
エイシンフラッシュに騎乗して、2着。3戦で連対率は100%でまさにサンタクロースばりの活躍を見せている。
また、武豊は計4度騎乗し、05年にディープインパクト、16年に
キタサンブラックでともに2着。その他にも88年スーパークリーク(失格)、11年
レッドデイヴィス(9着)がある。
過去7回の“
クリスマスレース”で、88年オグリキャップ、94年ナリタブライアン、11年
オルフェーヴルをはじめ、3歳が栄冠を勝ち取っている。浮かび上がるのは「3歳馬とルメール」。今年は
イクイノックスが当てはまっている。