2022年の中央競馬も、28日(水)が最終日となります。
JRA今年最後のGIは、2歳の中距離王決定戦・ホープフルステークス(GI・中山・芝2000m)。来年の3歳クラシック戦線を占う注目の一戦です。
馬券を買う側としても、最後はバッチリと当てて笑顔で年末年始を迎えたいところですね。
今年の出走頭数はフルゲート18頭。それでは、メンバーを確認していきましょう。
現在人気上位になりそうなのは、まず前走の東スポ杯2歳S(GII・東京・芝1800m)で1着となっているガストリック (牡2・美浦・上原博厩舎)。前走は5番人気ながら鮮やかな勝利。鞍上の三浦皇成騎手にとっては、待望となるGIタイトル奪取のチャンスといえるでしょう。
続いては、前走で今回と同じコースの葉牡丹賞(1勝クラス・中山・芝2000m)を勝利しているミッキーカプチーノ(牡2・栗東・矢作厩舎)。鞍上は、デビューから乗り続けている絶好調の戸崎圭太騎手。同距離戦での3連勝を狙います。
前走・東スポ杯2歳Sで1番人気ながら、3着に終わったハーツコンチェルト(牡2・美浦・武井厩舎)はリベンジを期するところです。
さらに、野路菊S(OP・中京・芝2000m)1着のファントムシーフは鞍上・福永祐一騎手で参戦。同ジョッキーは有馬記念で惜しい2着でしたから、ここは燃えていることでしょう。
そして、百日草特別(1勝クラス・東京・芝2000m)1着で引き続きC.ルメール騎手騎乗のキングズレイン(牡2・美浦・手塚厩舎)。京都2歳S(GIII・阪神・芝2000m)1着となったグリューネグリーン(牡2・美浦・相沢厩舎)など、豪華なメンバーが勢揃い。どれが勝ってもおかしくないようなメンバーで、2022年の最終決戦が繰り広げられます。
こんな混戦でこそチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナル『調子偏差値』。出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。
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それでは12月27日(火)に出た『ホープフルS』の調子偏差値速報をお届けします。
現在1番人気が予想されているミッキーカプチーノは偏差値73での3位でした。前走の葉牡丹賞時より遥か上の数字。上昇度としては出走メンバーでトップになっていますから、状態面に関しては問題なさそうです。
2番人気が予想されているファントムシーフは、偏差値75で堂々の1位になっています。こちらも上昇度はかなりの高レベル。好レースを期待したいところです。
一方、現在3番人気予想されるガストリックは偏差値70での4位でした。これも前走の東スポ杯2歳Sより若干上がっており、上位人気馬は総じて調子を上げてきそうな印象です。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。