ロマンチックウォリアー(左)、ゴールデンシックスティ(中央)、カリフォルニアスパングル(右)(撮影:高橋正和)
来年1月29日に香港のシャティン競馬場で行われるスチュワーズカップ(3歳上・G1・芝1600m)に、ゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアー、カリフォルニアスパングルの3頭が出走を予定していることが分かった。香港ジョッキークラブが12月20日に発表した。
ゴールデンシックスティは父Medaglia d'Oro、母Gaudeamus、母の父Distorted Humorという血統の豪州産馬。2019年3月にデビューし、2020年に香港クラシックマイル・香港クラシックカップ・香港ダービーの香港4歳三冠を達成。その後も香港マイル連覇などを含む16連勝を記録し、香港最強馬に君臨した。今年は初戦のスチュワーズカップで2着に敗れ、連勝がストップ。チャンピオンズマイルで復活のG1勝利を果たしたが、前走の香港マイルでは2着に敗れている。通算成績は26戦22勝。
ロマンチックウォリアーは父Acclamation、母Folk Melody、母の父Street Cryという血統の愛国産馬。2021年10月にデビューし、翌年の香港クラシックマイルまで無傷5連勝。香港クラシックカップで初めて土がついたが、そこから再び連勝街道が始まり、今春にはクイーンエリザベス2世カップでG1初制覇。前走の香港カップでは、ダノンザキッドやパンサラッサら日本馬5頭を相手に4馬身半差の快勝劇を見せた。通算成績は10戦9勝。
カリフォルニアスパングルは父Starspangledbanner、母Pearlitas Passion、母の父High Chaparralという血統の愛国産馬。2021年6月にデビューし、翌年の香港クラシックカップでは当時無敗だったロマンチックウォリアーを撃破。今年のチャンピオンズマイルではゴールデンシックスティに後塵を拝したが、前走の香港マイルで同馬にリベンジを果たし、初のG1タイトルを手に入れた。なお、同馬はデビューしてから一度も連対を外していない。通算成績は14戦9勝。
現役の香港最強格3頭が出走を予定しているスチュワーズカップ。対決が実現すれば、香港だけでなく日本でも大きな注目を集めそうだ。
(香港ジョッキークラブのホームページより)