2歳新馬戦が24日(土)、25日(日)、28日(水)の中山、阪神競馬で計11レースが争われた。25日の中山6Rでは
エフフォーリアの半妹
ペリファーニアがデビュー。道中は中団後方を追走し、3角手前から徐々に進出。直線に入ってすぐ先頭に立つと、横綱相撲で単勝1・4倍の圧倒的人気に応えた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
ペリファーニア(牝、父
モーリス、美浦・鹿戸)
日曜中山6R・芝1600m、横山武「牝馬で今後の
テンションが課題ですが、現状は落ち着いています。不利を受けても勝てましたし、強い内容でしたね。
エフフォーリアとはタイプが違いますが、いい背中をしているのは共通していますし、人気に応えられて良かったです」(レース評価A、将来性★★★★)
オールザタイム(牝、父ハーツクライ、美浦・国枝)
水曜中山5R・芝2000m、戸崎圭「ポテンシャルを感じましたが、いろいろなものに対して驚くところがありますね。スタートはフワッと出ましたが、道中はムキになっていましたし、勢いでハナに行ってしまいました。課題はありますが、強い内容だったと思います」(B、★★★★)
モックモック(牡、父
ダノンレジェンド、栗東・寺島)
土曜阪神6R・ダート1400m、今村「初めて乗った時からすごく素質を感じていました。前向きな性格で
スピードがあるのでそれを生かしたレースになりましたが、最後は余裕があり過ぎて遊んでいました。相手なりにいつでも動いてくれますし、クラスが上がっても楽しみです」(B、★★★★)
オックスリップ(牝、父
サトノダイヤモンド、栗東・杉山晴)
土曜中山5R・芝1800m、戸崎圭「センスがありますね。性格も素直。レースもスムーズだったし、反応良く走ってくれました」(C、★★★)
オメガギネス(牡、父
ロゴタイプ、美浦・大和田)
土曜中山6R・ダート1800m、戸崎圭「馬は立派でいい感じでした。内枠だったので砂をかぶると思っていたけど、多少嫌がる程度でしたね。直線でエンジンが掛かってからはすごくいい伸び脚でした」(C、★★★)
プッシュオン(牡、父
キズナ、栗東・西村)
土曜阪神5R・芝1800m、松山「スタートから好位でしっかり流れに乗って行けました。少し勝負どころでフワフワするようなところはありましたけど、最後までしっかり長くいい脚を使ってくれました。調教通りいい動きでした」(C、★★★)
トウカイラメール(牡、父ヘニーヒューズ、美浦・菊川)
日曜中山5R・ダート1200m、M・デムーロ「後ろから他の馬が来たらずっと伸びていた。追ってからがいいね。距離は千四くらいまでなら大丈夫そう。短距離が良さそうです」(C、★★★)
タガノチョコラータ(牝、父
アメリカンペイトリオット、栗東・角田)
日曜阪神4R・ダート1800m、角田和「イレ込む癖があるのでどうかと思っていました。ゲートの中がうるさかったですが、もともとケイコは動いていましたし、乗り込んでもいましたからね。タイムは遅かったですが、この馬なりに頑張ってくれました」(C、★★★)
エクローサ(牝、父
エイシンフラッシュ、栗東・坂口)
日曜阪神6R・芝1400m、角田河「返し馬ではきゃしゃな女の子という感じで力むところがありましたが、レースでは
リラックスして走ってくれたし、直線もうまく内をさばいて来れました。もう少し距離は長くても良さそうですし、今後も期待したいですね」(C、★★★)
ラヴェリテ(牝、父
ロードカナロア、栗東・武幸)
水曜中山6R・ダート1200m、浜中「ゲートの出は良かったですが、物見をしてダッシュがつきませんでした。内枠だったので行かせる形で、うまく
スピードに乗って行けました。いいレースができたと思います」(C、★★★)
ランスオブサウンド(牝、父
ディープブリランテ、栗東・奥村豊)
水曜阪神5R・芝1600m、藤岡佑「行く馬を行かせて、2列目でスムーズに折り合えました。追いだしてからの反応も良かったですし、いい内容だったと思います」(C、★★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)