鳴尾記念で重賞初制覇を果たしたヴェルトライゼンデ(c)netkeiba.com
今週は、年明け最初のGIIレース・日経新春杯が行われます。
昨年は、1番人気のステラヴェローチェが惜敗。勝利したのは3番人気のヨーホーレイクで、比較的堅い決着となりました。
とはいえ、3着には9番人気のヤシャマルが入り波乱の立役者に…。ハンデ戦らしい一面も垣間見せました。
昨年は人気馬同士のワンツーフィニッシュとなったレースですが、一昨年は7番人気、13番人気で決着。馬連でも5万8060円と高配当になったことを考えれば今年も荒れる可能性は十分でしょう。
それでは、早速ですが今週AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆斤量増も関係なし
今週の日経新春杯でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるヴェルトライゼンデでした。
本馬はデビューから2連勝で萩S(L)を制すると、続くホープフルS(GI)でもコントレイルの2着と健闘。日本ダービー(GI)でもコントレイル、サリオスに次ぐ3着と、世代トップレベルの能力を見せてきました。
古馬となってもAJCC(GII)で2着となると、続く鳴尾記念(GIII)で重賞初制覇。前走は強豪が集うジャパンC(GI)でも3着と健闘しており、今回のメンバーでは負けられないところです。
問題は前走から2kg増える斤量となりますが、対戦メンバーは1枚も2枚も弱化。指数からは軸鉄板といえそうで相手探しの一戦となりますが、人気の4歳馬が苦戦するようなら高配当が期待できるかもしれません。
(netkeiba編集部)