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【初富士S】スルーセブンシーズが1年10か月ぶりV 尾関調教師「胸を張って牝馬重賞戦線へ」

2023年01月21日 16:35

初富士Sを制したスルーセブンシー(左、カメラ・荒牧 徹)

 1月21日の中山11R・初富士Sは2番人気のスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドリームジャーニー)が、最後の直線で力強く抜け出して、2021年3月のミモザ賞(3歳1勝クラス)以来、1年10か月ぶりの勝利を挙げた。

 スタートを決め、道中は中団あたりを追走。1000メートル通過が61秒4の遅い流れになったが、しっかりと折り合い、4角では手応えよく外へ持ち出される。最後の直線では温存した末脚を一気に解き放ち、急坂で先に抜け出したヘッズオアテールズ(三浦皇成騎手)を抜き去ると、内から詰め寄ったルドヴィクス(菅原明良騎手)に1馬身半差をつけてゴールした。

 バシュロ騎手は「スペースがあいたら瞬発力を見せてくれた。強い勝ち方でしたし、全てうまくいったと思います」と笑顔。

 尾関調教師は「強かったですね。前回も強い相手と戦って惜しかったですしね。一頓挫あって休養が長くなりましたけど、仕上がっていたと思います。ジョッキーもレース前に話していたように上手に乗ってくれました。56キロでハンデも重いなと思っていたけど、この走りをしてくれたので、胸を張って牝馬重賞戦線へ行けると思います。何とか条件的にもエリザベス女王杯へ向けて調整していきたいですね」と久々の勝利を喜んだ。

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