現地時間1日、英・レッドカー競馬場で行われた2R・メイドン(芝6f)で、P.マルレナン騎手騎乗の5番人気ブルークロスボーイ Blue Cross Boy(牡2、英・J.ジョンソン厩舎)が優勝。この勝利が新種牡馬サンデーブレイク Sunday Break産駒の初勝利となった。
勝ったブルークロスボーイは父Sunday Break、母Introducer(その父Cozzene)という血統の米国産馬。今年4月の英・ドンカスターセールにて4万3000ギニーで落札。6月にデビューし、今回が2戦目だった。
サンデーブレイクは父フォーティナイナー、母キャットクイル(その父Storm Cat)。半姉にファレノプシス(桜花賞-GI、秋華賞-GI、エリザベス女王杯-GI、父ブライアンズタイム)、従兄にナリタブライアン(クラシック3冠などGI・5勝)、ビワハヤヒデ(菊花賞などGI・3勝)がいる血統。
北海道新冠のノースヒルズマネジメントで生まれたが、競走生活はアメリカで送り、02年ピーターパンS(米G2・ダート9f)を制覇。同年のベルモントS(米G1)、ウッドメモリアルS(米G1)で3着するなど、米クラシック戦線で活躍した。通算13戦4勝(重賞1勝)。
04年から米・ケンタッキー州レキシントンのウォルマックファームで種牡馬入り。07年度の種付料は7500ドル(約89万円)となっている。今のところ、日本では産駒が登録されていない。