2日、旭川競馬場で行われたホッカイドウ競馬の3冠最終戦・王冠賞(3歳、ダート2100m、1着賞金300万円)は、先手を取った圧倒的1番人気(単勝1.3倍){horse=2004102733:ブルータブー}(牡3、北海道・廣森久雄厩舎)が、直線に向いて後続を突き放し、9番人気ドクターアサシンに2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分19秒0(不良)。さらに3馬身差の3着には5番人気ピエールバスターが入った。なお、同レースは発走委員が真正な発走でないと認めたため、発走のやり直し(カンパイ)を行った。
勝ったブルータブーは、父カリズマティック、母ブルージーンベイビー(その父Mr.Prospector)という血統。06年7月のデビュー戦を勝利で飾ると、その後も安定した走りを続け、重賞初挑戦となった道営3冠初戦の北斗盃(門別・ダート1200m)はタガタメの2着に敗れたものの、2冠目の北海優駿(旭川・ダート1600m)を4馬身差で快勝して重賞初制覇を飾った。前走はジャパンダートダービー(交流GI)に遠征して7着だった。通算成績11戦6勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。