イブンベイが種牡馬を引退

2007年08月05日 10:30

 北海道上川郡の小野瀬晃司牧場で種牡馬生活を送っていたイブンベイ(牡23)が7月26日、新冠町明和のビッグレッドファームに移動した。今後は種牡馬として供用せずに功労馬として余生を送る予定。

 イブンベイは、父Mill Reef、母Rosia Bay(その父High Top)という血統の英国産馬。80年代後半の欧州古馬戦線で活躍した同馬は、87年の伊3歳チャンピオンで、89、90年の独古馬チャンピオン。ジャパンC(GI)にも2年連続で出走し、89年はハイペースで逃げてホーリックスの6着。翌年は川崎の河津裕昭騎手が騎乗し、後方待機から追い込んで8着だった。通算成績29戦10勝(うちJRA2戦0勝、重賞7勝)。引退後は静内町浦和のビッグレッドファームで種牡馬となっていた。

 種牡馬としては、99年ダービーグランプリ(交流GI)や99年名古屋優駿(交流GIII)などを制したタイキヘラクレスほか、95年NHK杯(GII)2着のマイネルガーベ、98年新潟3歳S(GIII)2着のノーザンカピタンなどを出し、晩年は小野瀬晃司牧場に移動していた。

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