9日、旭川競馬場で行われたリリーC(2歳牝、ダート1000m、1着賞金150万円)は、佐々木国明騎手騎乗の2番人気{horse=2005100981:ストロングライデン}(牝2、北海道・伊藤隆志厩舎)が、好スタートから好位につけると直線で抜け出し、早め先頭から粘り込みを図った7番人気ガッツマンテンに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分00秒8(不良)。さらに1馬身差の3着には5番人気モエレプットが入り、1番人気マサノミネルバは5着に敗れた。
勝ったストロングライデンは、父エイシンサンディ、母が地方1勝のファビラストロング(その父ワカオライデン)という血統。今年5月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、続くノーリーズン賞(旭川・ダート1000m)も制し、重賞初挑戦となった栄冠賞(旭川・ダート1000m)は勝ったマサノミネルバと同タイムの3着に好走した。初のJRA参戦となった前走のラベンダー賞(OP、函館・芝1200m)では11着に大敗したが、今回の勝利で重賞初制覇を飾った。通算成績6戦3勝(うちJRA1戦0勝)。