2月12日の東京4R・3歳新馬(ダート1600メートル＝15頭立て)は、単勝1万2510円で12番人気のグローフォース(牝3歳、美浦・小笠倫弘厩舎、父コパノリッキー)が、好位から抜けだして低評価を覆し、初陣を飾った。勝ち時計は1分37秒8(重)。

　道中は好位4番手。手応えよく直線に向くと、残り200メートル過ぎで、内のコンフィズリー(3着、北村宏司騎手)を競り落とし、キャルドーン(2着、三浦皇成騎手)の猛追を鼻差でしのぎきって勝利。3連単133万4810円の大波乱を演出した。武藤雅騎手は「返し馬の感じはおっとりしていたが、競馬では先団に取りついて真面目に走ってくれました。交わされそうになってから、もう1段ファイトしてくれました。使ってからの感触だったけど、これなら次も楽しみ」と手応えを話した。次走は未定。