初の1400mで重賞初制覇を目指すディヴィーナ(昨年5月撮影、ユーザー提供:はあちゃまさん)
【馬場情報】
東京は金曜正午の時点で芝が良、ダートが稍重。芝は3週を終えても速めの時計が出ている。ロードカナロア産駒、キタサンブラック産駒、イスラボニータ産駒の活躍が目につく。一方、ディープインパクト系は人気ほど走れていない。エピファネイア産駒、ステイゴールド系も不振。
ダートは冬場で乾くのに時間がかかるため、道悪が残りそう。重〜不良だった先週の傾向を踏襲すれば逃げ先行有利だが、まずは午前中のレースをチェックしたい。
阪神は芝ダートともに良。土曜午後から雨の予報があるが、馬場への影響は最小限で済みそう。先週の芝は開幕週らしく、速めの時計が出ていた。極端な脚質の有利不利はないが、内回りは前々のインで運べる方がベター。一方、外回りは決め手があれば後方からでも間に合う。
ダートはある程度の位置で運びたい。
小倉は芝ダートともに稍重。しかも土曜朝から雨予報なので悪化が進む。芝は先週と同じく、距離を問わずに外枠有利と考えたい。
ダートは湿ると前&内有利。後方組は4角までに先団に取り付かないと厳しい。
【注目馬】
東京6R・パールテソーロ…今の東京芝で好調のキタサンブラック産駒。休養前には今回と同じ東京芝1600mで2着→4着と好走を続けていた。好枠からスッと先手を奪えれば、粘り込みがあっていい。
阪神11R・ディヴィーナ…初の1400mだが、折り合いに不安があるタイプだけに、むしろプラスに働きそう。絶好2番枠なら捌き一つでチャンスはある。
小倉11R・ルルルージュ…前走の13着大敗も影響して人気薄だが、この一戦も含めて5戦連続で上がり3Fはメンバー中3位以内。末脚勝負なら通用する下地はある。今の小倉芝は外枠が圧倒的に有利なので、16番枠も大きなプラス。一発があっていい。