春麗JSで競走を中止したマサハヤドリーム(写真は21年7月、撮影:下野雄規)
25日の小倉8R、春麗ジャンプステークス(障3390m)に出走したマサハヤドリーム(セ11、栗東・今野貞一厩舎)は、疾病を発症したため4号バンケット通過後に競走を中止。右第3中手骨開放骨折のため予後不良の診断が下された。鞍上の森一馬騎手は異状なし。JRAが25日、ホームページで発表した。
マサハヤドリームは父メイショウサムソン、母ランペイア、母の父アグネスタキオンという血統。
2014年10月、京都競馬場の2歳新馬戦でデビューし初勝利。同年にはホープフルS(当時GII)で重賞初出走を果たした。15年には菊花賞でGIに初めて挑み、キタサンブラックやリアルスティールと激突。
8歳となった20年からは障害へと舞台を転向し、同年7月には障害での初勝利。春麗JSでは単勝3番人気に支持されていたが、レース途中で競走を中止した。通算成績は59戦9勝。
(JRAホームページより)