連勝で7番人気の下馬評を覆したワックスフラワー(左、カメラ・荒牧 徹)
3月12日の中山7R・3歳1勝クラス(芝1200メートル、12頭立て)は、7番人気の
ワックスフラワー(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎、父
モンテロッソ)が、先手を奪ってそのまま逃げ切り、未勝利戦に続く2連勝を飾った。勝ちタイムは1分9秒4(良)。
発馬は五分だったが二の脚の速さでハナへ。前半600メートル35秒2のスローペースに持ち込むと、最後の直線で再び加速し、
アンタノバラード(田辺裕信騎手)の追撃を首差で振り切った。
黛弘人騎手は「少し緩さはあったけど息はできていました。押し出される形になりましたがリズム良く走ってくれました。息ができていたぶん、最後まで頑張ってくれたと思います」と喜んだ。