JRA初勝利を飾った小林勝太騎手(撮影:小金井邦祥)
3月12日に中山競馬場で行われた12Rの4歳上1勝クラス(ダ1200m)で、単勝9番人気の
アメトリーチェ(牝4、美浦・加藤士津八厩舎)がスタートから先頭に立ち、そのまま逃げ切って白星を挙げた。この勝利により、鞍上のルーキー小林勝太騎手がJRA初勝利を飾った。
小林騎手は2002年11月26日生まれ、長野県出身。今月4日の中山2Rでデビューし、10戦目だった。また今月初陣を迎えた騎手の中ではJRAでの初勝利一番乗り。
このレースでは2着に10番人気の
ドラゴンゴクウ、3着に4番人気の
ヒロノゴウカイが入ったことで、三連単は129万6330円の高配当となった。
【小林勝太騎手のコメント】
「とても嬉しく、少し安心しています。この馬は長期休養明けでしたが、調教にも騎乗していたこともあり、状態が良いのは分かっていました。厩舎関係者の方が良い状態に仕上げてくれたおかげですし、あとは、自分が積極的に騎乗するだけだと思っていたので、勝つことができて良かったと思います。
最後の直線は、がむしゃらに追っていたので、後ろから他の馬が迫っているかは分からなかったのですが、着順掲示板を見て、勝っていることが分かり、安堵しました。多くの関係者の方に祝福の言葉をいただき嬉しかったです。
同期の中で最初にJRAで勝つことができたのは嬉しいですが、これからもっと自分に厳しく生活をして、しっかり結果を残していきたいですし、さらに技術を磨き、たくさんレースに勝てる騎手になりたいです。応援よろしくお願いします」
(JRAホームページより)