デイリー杯2歳Sを鮮やかに逃げ切ったオールパルフェ(ユーザー提供:あすりさん)
デイリー杯2歳S覇者の
オールパルフェ(牡3、美浦・和田雄二厩舎)がス
プリングS(3歳・GII・芝1800m)で重賞2勝目を狙う。
過去4戦は全てハナを切っている。デビュー戦こそ
ノッキングポイントの2着に敗れたが、2戦目の未勝利を快勝。続くデイリー杯2歳Sではダノンタッチタウンの猛追を半馬身凌いで、
リアルスティール産駒として初の重賞ウイナーとなった。前走の朝日杯FSではハイペースも堪えて甘くなったが、それでも0秒5差の6着。今回はメンバー唯一の重賞ウイナーとなるだけに、恥ずかしい競馬はできない。
重賞勝ち馬のス
プリングS制覇は意外に少なく、13年の
ロゴタイプが最後。その後は14年
アジアエクスプレス、15年
ダノンプラチナ、17年
サトノアレスなど、2歳王者でも勝利に手が届いていない。
オールパルフェがジンクスを吹き飛ばして重賞2勝目を挙げられるか、その走りに注目したい。