まだまだ伸びシロ十分のレイトカンセイオー(21年8月撮影、ユーザー提供:はらぺこさん)
土曜中山9Rの館山特別(4歳上・2勝クラス・芝2000m)はレイトカンセイオー(牡4、美浦・和田勇介厩舎)で勝負する。
まだまだ底を見せていない。2歳夏に札幌で新馬を快勝した後、骨折が判明。1年3カ月ぶりだった前々走の1勝クラスこそ4着に敗れたが、続く前走で2勝目をゲット。それも先行3頭が2〜4着に粘る中、4〜5番手から一枚上の決め手を発揮しての差し切りだから、着差以上に強かった。付け加えれば、当時はプラス10kgで余裕残しの体つき。伸びシロはたっぷりある。
ここは同じく4歳のジュンブロッサムとリカンカブールがライバルとなるが、前者は1勝クラスに昇級して以降、連続して連対したことが一度もない。また、後者は休み明けにしては攻めが軽いイメージ。ならば、付け入るスキは十分にある。前々で立ち回れる強みも生かして押し切ってほしい。