昨年のレディスプレリュードで重賞初制覇したプリティーチャンス(ユーザー提供:spe_reさん)
石橋脩騎手が“十八番重賞”マーチS(4歳上・GIII・中山ダ1800m)にプリティーチャンス(牝6、栗東・野中賢二厩舎)で参戦する。
今年で30回目となるマーチS。騎手別勝利数では2勝で4人が並んでいるが、近年の活躍が目立つのが石橋脩騎手だ。19年に8番人気のサトノティターンで初制覇を果たすと、20年には4番人気のクリンチャーで2着。さらに21年に6番人気のレピアーウィットで2勝目を挙げた。目下騎乗機会3戦連続で連対中、しかも人気薄で2勝を挙げているのだから“マーチS男”といえる。
今回のパートナーは、初騎乗となるプリティーチャンスだ。近走は牝馬同士の競馬が続いているが、昨年は東海Sで0秒7差の6着、アンタレスSでも0秒5差の4着に健闘しているように、牡馬相手でも通用する実力の持ち主。単独最多となる3勝目へ、心強いパートナーとなりそうだ。