【日経賞】22年エリザベス女王杯2着のライラック 斤量と馬場を味方に重賞2勝目へ

2023年03月21日 17:54

日経賞に出走予定のライラック(撮影:下野雄規)

 3月25日に中山競馬場で行われる日経賞(4歳上・GII・芝2500m)。スタミナ自慢が集まる注目の伝統重賞にライラック(牝4、美浦・相沢郁厩舎)がM.デムーロ騎手とのコンビで出走を予定する。

 ライラックは父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケ、母の父キングカメハメハという血統。半兄に2019年の札幌2歳S覇者ブラックホールがいる。祖母ブルーリッジリバーは2002年の桜花賞で2着。

 2021年10月東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、勝ち上がり。3戦目の22年フェアリーSで重賞初制覇を果たした。同レースの2着馬は後の二冠馬スターズオンアース。

 牝馬三冠路線の桜花賞、オークスにも出走を果たし、9月の紫苑Sは3着に。前走のエリザベス女王杯では、単勝12番人気の評価ながら2着に好走した。通算成績は8戦2勝。

 エリザベス女王杯は重馬場で行われており、騎乗したM.デムーロ騎手はレース後「今回のような柔らかい馬場の方が良かったです」とコメント。

 今回斤量は唯一の54キロでタイトルホルダーとは5キロ、アスクビクターモアとは4キロ差がある。雨が降る場合に、一層軽視出来ない存在となるだろう。

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