昨年のドバイワールドカップを制したカントリーグラマー(提供:At The Races)
現地時間25日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドC(北半球産4歳上・南半球産3歳上・G1・ダ2000m・1着賞金696万米ドル)。日本馬8頭をはじめ世界から強豪が集まる一戦にカントリーグラマー(牡6、Country Grammer)がL.デットーリ騎手とのコンビで出走する。
カントリーグラマーは父Tonalist、母Arabian Song、母の父Forestryという血統。米・B.バファート厩舎の管理馬である。
2019年10月ベルモント競馬場の未勝利戦でデビュー。20年のピーターパンS(米G3)で重賞を初制覇すると、21年のハリウッドゴールドカップ(G1)で初めてのG1タイトルを獲得した。
22年ドバイワールドカップでは、日本のチュウワウィザードらを抑えて快勝。9月のパシフィッククラシック(米G1)ではフライトラインの2着になるなど、9戦連続連対中と安定感抜群の成績をおさめている。
前走のサウジカップではパンサラッサに惜敗したものの、カフェファラオ、ジオグリフ、クラウンプライドなど日本勢の追撃をかわし2着となった。通算成績は15戦5勝。