札幌記念、フサイチパンドラ逃げ切り

2007年09月02日 15:25

 2日、札幌競馬場で行われたサマー2000シリーズ最終戦・札幌記念(3歳上、GII・芝2000m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気{horse=2003103043:フサイチパンドラ}(牝4、栗東・白井寿昭厩舎)がスタートから先手をとると、中団から伸びた12番人気アグネスアークをクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは2分00秒1(良)。さらに1馬身差の3着に3番人気サクラメガワンダーが入った。1番人気マツリダゴッホは直線で失速し7着に終わっている。

 勝ったフサイチパンドラは父サンデーサイレンス、母ロッタレース(その父Nureyev)という血統。従兄に84年愛ダービー馬エルグランセニョール El Gran Senorなど、活躍馬多数の名門出身。03年のセレクトセール当歳にて8700万円で落札されていた。

 05年11月にデビュー勝ちし、2戦目の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で3着。昨年は桜花賞(GI)で14着と敗れるも、オークス(GI)2着、秋華賞(GI)3着とGI戦線で好走を繰り返し、7番人気で出走したエリザベス女王杯(GI)ではカワカミプリンセスの降着により2位入線から繰り上がり、重賞初制覇を果たしていた。続くジャパンC(GI)は5着と好走したが、その後は凡走が続き、前走のクイーンS(GIII)では5着に敗れていた。通算成績18戦4勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。

 鞍上の藤田伸二騎手は今年のマイラーズC(GII、コンゴウリキシオー)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算72勝目。管理する白井寿昭調教師はフサイチパンドラで制した昨年のエリザベス女王杯以来のJRA重賞制覇で通算39勝目となった。

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