2日、小倉競馬場で行われた小倉2歳S(2歳、GIII・芝1200m)は、和田竜二騎手騎乗の5番人気{horse=2005105973:マルブツイースター}(牡2、栗東・中尾正厩舎)が、好位追走から抜群の手応えで4コーナーへ。直線では逃げ粘るエーシンプリリードを交わすと後続をあっさり突き放し、中団から差してきた6番人気ミリオンウェーブに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分09秒3(良)。さらにクビ差の3着には1番人気マイネレーツェルが入った。
勝ったマルブツイースターは、父サクラバクシンオー、母はJRA1勝のミスイースター(その父ウォーニング)という血統。伯父に02年愛知杯(GIII)を制したトウカイパルサーがいる。デビュー戦で2着となった後、未勝利戦(小倉・芝1000m)を5馬身差で快勝。今回の勝利で2連勝となった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の和田竜二騎手は、トリリオンカットで制した昨年の朝日チャレンジC(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算24勝目。管理する中尾正調教師は、オースミダイドウで制した昨年のデイリー杯2歳S(GII)以来のJRA重賞制覇で、通算24勝目となった。