京王杯2歳Sに続く2つ目の重賞タイトルを狙うオオバンブルマイ(ユーザー提供:けいさん)
武豊騎手がオオバンブルマイ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)でアーリントンカップ(3歳・GIII・芝1600m)の12年ぶり7勝目を狙う。
武豊騎手はこれまでアーリントンCに24回騎乗している。初制覇は99年のエイシンキャメロン。直線で進路を妨害されたが、加害馬のバイオマスターが1位入線から2着に降着となったことで、繰り上がりでの優勝を果たした。すると01年ダンツフレーム、02年タニノギムレットと騎乗機会3連覇。その後も04年シーキングザダイヤ、05年ビッグプラネット、11年ノーザンリバーで制し、騎手別で断トツの6勝を挙げている。
オオバンブルマイは昨年の京王杯2歳Sの覇者。前走の朝日杯FSは出遅れて後方からの競馬となったが、直線ではまずまずの脚を使って0秒6差の7着。当時が初のマイル戦だったが、十分に守備範囲であることを示した。メンバー中唯一の重賞ウイナーとあって、実績では最右翼。武豊騎手との新コンビ結成で、2つ目のタイトル奪取といきたい。