8日、札幌競馬場で行われたコスモス賞(2歳OP、芝1800m)は、池添謙一騎手騎乗の2番人気ヤマカツオーキッド(牝2、栗東・池添兼雄厩舎)が、好スタートを切ってハナに立つと、道中は終始マイペースで運び、直線に入っても脚色衰えず、中団から伸びた4番人気リッカロイヤルに1馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分55秒5(良)。さらにハナ差の3着には内から渋太く伸びた3番人気グリフィスが入った。1番人気に推されたバーキングウルフは直線で手応えを失い、最下位の6着に敗れている。
勝ったヤマカツオーキッドは、父ダンスインザダーク、母は99年阪神3歳牝馬S(GI)など重賞4勝のヤマカツスズラン(その父ジェイドロバリー)という血統。半兄にヤマカツブライアン(兵庫チャンピオンシップ-交流GII・2着、父ブライアンズタイム)、叔父にピカレスクコート(ダービー卿CT-GIII)がいる。7月15日のデビューから3戦目となる未勝利戦(札幌・芝1500m)を快勝してここに臨んでいた。通算成績4戦2勝。