現地時間8日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたガーデンシティS(3歳牝、米G1・芝9f)は、S.ブリッジモハーン騎手騎乗の3番人気アレキサンダータンゴ Alexander Tango(牝3、愛・T.スタック厩舎)が後方2番手追走から、直線で大外に持ち出すと豪快に伸び、ビットオブウィムジー Bit of Whimsyに3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分48秒97(良)。さらにハナ差の3着にシャープスーザン Sharp Susanが入り、1番人気ルーサリアン Rutherienneは最下位10着に敗れた。
勝ったアレキサンダータンゴは父Danehill Dancer、母House in Wood(その父Woodman)という血統の愛国産馬。04年11月のタタソールズセールにて5万6000ギニーで落札されていた。
06年7月にデビュー勝ちし、今年の愛1000ギニートライアル(愛G3・芝8f)で重賞初制覇。続く愛1000ギニー(愛G1)はフィンスケールビオ Finsceal Beoの4着に敗れ、続く準重賞で3勝目。前走のロイヤルウィップS(愛G2)では英ダービー(英G1)2着のイーグルマウンテン Eagle Mountainから2.1/2馬身差の2着だった。通算成績11戦4勝(重賞2勝)。