【マイラーズC注目馬】距離短縮で巻き返し狙う 芦毛のキタサンブラック産駒ガイアフォース

2023年04月19日 10:00

マイラーズCに出走するガイアフォース(22年7月撮影、(c)netkeiba.com)

 4月23日(日)に京都競馬場で行われるマイラーズC(4歳上・GII・芝1600m)。安田記念へのステップレースとなる一戦に、芦色のキタサンブラック産駒ガイアフォース(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が西村淳也騎手とのコンビで出走する。

 ガイアフォースは父キタサンブラック、母ナターレ、母の父クロフネという血統。母のナターレは戸塚記念など地方重賞5勝を挙げており、叔母のルイドフィーネは20年に川崎のロジータ記念を制している。

 21年9月に小倉競馬場の2歳新馬戦でデビュー。初陣で日本ダービー馬ドウデュースのクビ差2着に好走すると、続く翌年3月に阪神競馬場で行われた3歳未勝利戦で初勝利を挙げた。22年7月の国東特別では2番手追走から、直線で後続を突き放して7馬身差の圧勝。

 勢いそのままに挑んだセントライト記念では、6番手から大外をまくるように進出し、直線で後の菊花賞馬アスクビクターモアとの叩き合いを制して重賞初制覇を飾った。通算成績は7戦3勝。

 菊花賞では1番人気の支持を集めたが8着。騎乗した松山騎手も「折り合いはついていたが、距離もあるかも」とコメントしていたように、敗因には距離適性の差もあったようだ。イクイノックスソールオリエンスの活躍で注目度が急上昇中のキタサンブラック産駒。まずはマイラーズカップで距離適性を示し、大舞台に弾みを付けたい。

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