“2年半越し”の連勝狙う和田竜二騎手に良血馬の出走 土曜京都1Rは見どころ盛りだくさん

2023年04月21日 13:13

初勝利狙うスイープアワーズ(ユーザー提供:DKさん)

 2年半という長い工事期間を経て、京都競馬場がいよいよグランドオープン。開幕を飾る土曜の1R・3歳未勝利(芝2000m)は、良血馬の出走や京都初騎乗の騎手など見どころが盛りだくさんだ。

■ラスト勝利の和田竜二騎手が幕開けも飾るか

 改修前のラストレース、20年11月1日の12R・3歳上2勝クラス(ダ1200m)で、コパノマーキュリーに騎乗して勝利したのが和田竜二騎手。幕開け飾る土曜1Rではエドワーズクラウン(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)とコンビを組み、中2年半の連勝目指す。

■京都初騎乗となる2名のジョッキー

 3年目迎えた小沢大仁騎手、1年目の田口貫太騎手は京都初騎乗。小沢騎手はマルカブリッツ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)、田口騎手はニホンピロパークス(牝3、栗東・服部利之厩舎)に騎乗し“初京都”で勝利狙う。

■名手が良血馬と勝利へ

 京都で1300勝以上を挙げている武豊騎手がスイープアワーズ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する。父ディープインパクト×母スイープトウショウの良血馬で、両親はともに京都のGIを複数勝利。加えて父の産駒では最も誕生日が遅いディープ“最後の仔”だ。名手×良血馬で新たな伝説を刻むか。

■世代唯一の産駒がデビュー

 リッチーリッチー産駒のアッチェレランド(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が坂井瑠星騎手の鞍上でデビューする。アイルランド生まれの父はJRAで4勝を挙げたほか、18年のダイヤモンドSで4着の実績。20年生まれでは唯一の産駒となる。

■セレクト2億3000万円の高額馬が初V狙う

 岩田望来騎手を背に出走するムジェロ(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は、父ハーツクライ、母シーヴ、母の父Mineshaftという血統。20年のセレクトセール当歳において2億3000万円で取引された高額馬で、半兄に同年のセレクトセール1歳で5億6000万円の値がついたショウナンアデイブなどがいる。

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