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【POG】良血ならではの好センス サリオス&サラキアの妹サフィラがゲート試験に合格(栗東発)

2023年04月22日 10:59

19年6月に東京芝1600mの2歳新馬を制したサリオス

 競馬新聞「馬サブロー」のPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 今週の2歳馬情報はまず、栗東・杉山佳厩舎の2頭を取り上げたい。

 メロディアスハード(牝、父ネオユニヴァース)はゲート試験に向けた調整を重ねて、21日に合格した。母モルトアレグロは17年の阪神JFで5着、18年の紅梅Sを制している。師は「母はオープン馬でしたし、いいスピードがありそう。印象としては母と同様に芝の短距離でスピードを生かすタイプになりそうです」とイメージした。

 ダイワメジャー産駒のシホノヴェローチェ(牡、母メジロジェニファー)の感触も良さそうだ。昨年の1歳セレクトセールでは4200万円(税抜き)で取引された一頭。師は「セレクトセール出身馬らしく前向きで、いいスピードがあります。物覚えもいいですね。軽くていいキャンターをする馬。楽しみです」と期待を膨らませる。

 最後に、血統的にも注目される池添厩舎のサフィラ(牝、父ハーツクライ、母サロミナ)にも触れておく。20年エリザベス女王杯&有馬記念で2着に好走したサラキア、19年朝日杯FSを制したサリオスをきょうだいに持つ良血。13日の栗東入厩から短期間でゲート試験に合格(21日)し、センスの高さを示している。

(馬三郎栗東支局・塩手智彦)

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