福島8Rを制したリュクスフレンド(奥)=撮影・三好信也
永島まなみ騎手(20)=高橋康=が、22日の福島8Rで4番人気の
リュクスフレンドに騎乗し、3週連続勝利を挙げた。
道中は逃げ馬から離れた3番手を追走。勢い良く直線に向き、残り100メートル付近で逃げ馬をパスすると、最後は1番人気の
サルサロッサとのたたき合いを半馬身差で制した。
今年の自身JRA12勝目、同通算40勝目。春の福島開催での勝ち星もトップの菱田と並んで「5」とし、19年新潟の藤田菜七子以来となる、史上2人目の女性による開催リーディング獲得に大きく前進した。
まなみは「1頭飛ばす馬がいてペースが流れていましたが、ついて行き過ぎず離れ過ぎないように、この馬のリズムで追走しました。途中、内の悪いところで脚を取られそうになったので、いいところへ出して運びました。直線で後ろから来られましたが、食い下がって頑張ってくれましたね。前へ行ける馬なので、きょうのような形で競馬ができれば頑張ってくれそうです」と振り返った。