準メイン、メインレースと連勝し、プレゼンターの佐々木蔵之介さん(左)から優勝トロフィーを授与される池添謙一騎手(カメラ・高橋 由二)
4月22日の京都11R・京都競馬場グランドオープン記念(4歳上オープン、ダート1200メートル、16頭立て)は、2番人気の
ドンフランキー(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)が逃げ切り、オープン初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分10秒8(良)。
ゲートを出るとすぐに二の脚がつき、好発を決めた外枠2頭を制してハナに立った。前半3ハロンが34秒0のミドルペースで引っ張り、手応え良く直線へ。外から
サイクロトロンが追い上げてくると、強烈な向かい風の中、もうひと伸び。2馬身差で退けた。
10R(栞S・
ヴィジョンオブラヴ)に続いての連勝となった池添謙一騎手は「1200メートルに替わって、久しぶりのダートスタート。スタートだけは決めたいと思っていました。少し滑るところはありましたが、二の脚でリカバリーできました。最後は向かい風が強すぎて流されそうになりながらでも、頑張ってくれました」と振り返った。
メモリアルな1勝を手にした同騎手は「素晴らしい競馬場になっています。たくさんの方に足を運んでほしいです」とファンに呼びかけていた。