1番人気も5着に敗れたストーリア(カメラ・荒牧 徹)
◆第20回福島牝馬S・G3(4月22日、福島競馬場・芝1800メートル、良)
4歳以上の牝馬による中距離重賞は15頭で争われ、団野大成騎手が騎乗した8番人気の
ステラリア(栗東・斉藤崇史厩舎、父
キズナ)が直線で4角6番手から脚を伸ばすと、3着までタイム差無しの大接戦を鼻差しのいでV。前走の新潟大賞典5着から11か月半ぶりとなった一戦で巻き返し、重賞初勝利を飾った。勝ちタイムは1分47秒9。
2着は単勝2番人気の
ビッグリボン(西村淳也騎手)、3着は4番人気の
クリノプレミアム(柴田善臣騎手)が入った。
単勝1番人気の
ストーリア(横山武史騎手)は5着。3番人気の
ウインピクシス(松岡正海騎手)は13着、5番人気の
ジネストラ(三浦皇成騎手)は4着、6番人気の
ミスニューヨーク(加藤祥太騎手)は11着に終わった。
三浦皇成騎手(
ジネストラ=4着)「今までテンに速い競馬がなかったけど行く馬がいたからリズム重視で運んだ。初の1800メートルでコーナー4つの舞台で頑張っていると思う」
横山武史騎手(
ストーリア=5着)「状態は変わりなかったです。ただ気持ちが乗りすぎている感じでその点は良くなかったですね。やりたいレースはできました。3、4コーナーで早めに来られて苦しくなりました」