社台SSでけい養されているレイデオロ(ユーザー提供:あやみつさん)
25日、中山競馬場でJRAブリーズアップセールが行われた。同セールは日本中央競馬会(JRA)の主催による2歳調教セール。売却対象は購買登録を済ませたJRA馬主で、昨年に引き続き、オンラインビッドシステムによる購買参加が可能となった。
24日の13時から騎乗供覧、当日の9時30分に実馬展示がおこなわれ、12時から競売が開始。上場候補馬83頭のうち4頭は欠場したが、レイデオロ、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、アルアイン、カリフォルニアクロームなど新種牡馬の産駒も多数上場。98.7%にあたる78頭が売却された。
最高売却価格を記録したのは2頭で、ともに落札価格は2970万円(税込)。ピンクシャンパンの2021(父デクラレーションオブウォー)は佐上峻作オーナー、スルージエアーの2021(父マインドユアビスケッツ)は「ダイシン」の冠名で知られる大八木信行オーナーが落札している。
新種牡馬ではレイデオロの産駒が最高価格で、コンクエストハーラネイトの2021を石田勇オーナーが2145万円(税込)で落札。また、上場馬のうち唯一のサトノアレス産駒であるアットリーチェノバの2021を、父も所有していた里見治オーナーが825万円(税込)で落札した。