13日、旭川競馬場で行われた3R・2歳未勝利(ダート1500m)で、小国博行騎手騎乗の5番人気ダイゼンシン(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)が、4番人気エバーブライトに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒1(稍重)。この勝利が新種牡馬ゼンノモトーレの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったダイゼンシンは父ゼンノモトーレ、母メデカルヤマト(その父クリスタルグリッターズ)という血統。7戦目での初勝利となった。
ゼンノモトーレは、父Devil's Bag、母Strait Lane(その父Chieftain)という血統の米国産馬。半兄にホークスター(セクレタリアトSなど米G1・3勝、父Silver Hawk)、甥にブラックホーク(安田記念-GI、スプリンターズS-GI)、姪にピンクカメオ(NHKマイルC-GI)がいる。
現役時代はJRAで6勝を挙げたほか、大井に移籍した後も01年さくらんぼ記念(交流GIII)2着などの活躍を見せ、03年に上山に移籍し、通算51戦6勝(うち地方26戦0勝)の成績を残した。04年2月に競走馬登録を抹消。初年度産駒は3頭が血統登録されている。