昨年の朝日杯FSが惜しい2着だったダノンタッチダウン(ユーザー提供:DKさん)
昨年のNHKマイルカップ(3歳牡牝・GI・芝1600m)をダノンスコーピオンで制した“安田隆行厩舎×川田将雅騎手×馬主ダノックス”のトリオが、ダノンタッチダウン(牡3)で連覇を狙う。
ダノンタッチダウンは昨年10月の中京新馬でデビュー勝ち。その後はデイリー杯2歳Sがオールパルフェから半馬身差の2着、朝日杯FSがドルチェモアからクビ差の2着と惜敗が続いたものの、世代トップクラスの力は示している。休み明けだった前走の皐月賞では5秒5差の最下位18着に大敗。ただ、これは結果的に2000mが長かったし、道悪も合わなかったよう。精神的なダメージは気になるが、得意のマイルに戻るのは大きなプラス。大敗明けということで人気を落とすようなら、むしろ狙い目といえるだろう。
ダノックスの所有馬はNHKマイルCに強く、10年のダノンシャンティ、昨年のダノンスコーピオンと過去2勝。08年には14番人気のダノンゴーゴーが3着に大健闘したこともある。ダノンタッチダウンで連覇を果たして3勝目となるか、注目したい。