今週の土曜日は、京都競馬場で平安S(GIII・ダート1900m)が行われます。
2013年から5月の開催となった事により、帝王賞のステップレースの意味合いが強くなっています。22年3着のメイショウハリオと20年の勝ち馬、19年3着のオメガパフューム、17年5着のケイティブレイブなどが帝王賞で優勝しています。
平安SはGI勝ち馬も出走してくる事が多いハイレベルな一戦ですので、ここで結果を出せる馬は大舞台でも通用する能力があるという証なのではないでしょうか。
過去10年の勝ち馬の内、4歳馬が4頭、5歳馬が5頭となっており、6歳以上の馬は苦戦傾向にあります。能力馬が集結する一戦だけに、充実期を迎えている4、5歳馬を中心視した方が的中に近づける傾向にあります。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週のヴィクトリアマイルでは【残った馬】のソングラインが4番人気で優勝。昨年の平安Sでは【残った馬】のテーオーケインズが優勝しケイアイパープルが7番人気ながら2着となりワンツー決着となっています。
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走初角3番手以下で今回斤量増の6歳以上の馬
[0-0-0-15]複勝率0%
該当馬:デルマルーヴル、ハギノアレグリアス
(過去の該当馬:18年テイエムジンソク2番人気6着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。なお21、22年は中京開催となっています。
上位人気が予想されるハギノアレグリアスが該当しました。
先述したように6歳以上の馬は劣勢ですが、特にその中でもテンのスピード能力に欠け、尚且つ前回から斤量が増えている馬は大きな割引が必要です。
高い能力を持った馬が集まる傾向にあるので、テンからタフな流れになりやすいのでしょう。その流れでも結果を残すためにはスピード負けしない事が重要です。
しかし、6歳以上の高齢になるとどうしても能力的な陰りが出てきます。当然、スピード能力も全盛期と比べれば落ちている事でしょう。前走の初角で2番手以内につけられていない事がその証拠です。その上、前回以上の斤量を背負うという相当なハンデも重なり結果を残せていないので軽視するのが正解と言えるでしょう。
高齢馬の好走例がないわけではありませんが、上記の点を意識して予想は組み立てたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。