今週(5月27日)からCコース替わりの東京の芝コースは、馬場の内側の傷みがカバーされて、良好なコンディションとなっている。朝から好天に恵まれて、芝コースは絶好の良馬場でスタートして、土曜日はこのままレースが進んでいきそうだ。
最初の芝のレースだった東京3R・3歳未勝利(芝2000メートル、15頭立て)は、
オクタヴィアヌスが圧倒的1番人気に応えて快勝した。最内枠から道中は馬群の内を運び、直線では内の狭いところをこじあけて、進路が開くと鋭い伸び脚を見せて2着の
デイライトに3/4馬身差をつけた。手綱を執ったルメール騎手は「ちょうどいいです。走りやすい」と好感触を口にして、勝ち時計は1分59秒6は速かった。続く芝コースでのレースとなった5R・3歳未勝利(芝1800メートル、18頭立て)は外枠の人気馬が上位となったが、2、3着馬は先行しており、直線で内を狙う馬が多く、前も簡単に止まらない。
東京10R・葉山特別(芝1600メートル、14頭立て)に出走する
ニシノレバンテ(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎、父
イスラボニータ)にとっては、
スピードが生かせる馬場は歓迎だ。前走も同じ東京の舞台で、逃げて首差2着に好走しており、すんなりハナを奪えれば侮れない。