今週の土曜日は、阪神競馬場で鳴尾記念(GIII・芝2000m)が行われます。
過去10年で11頭立て以下が5回と少頭数になりやすいレースですが、今年は15頭が出走を予定しています。
1番人気は[2-3-0-5]で複勝率50%とやや物足りない成績となっています。12頭立て以上に限ると[1-1-0-3]で複勝率40%とその数字は更に下がります。ここ2年に関しては3着以内に入る事も出来ていませんので、1番人気の信頼度が低いレースと言っても過言ではないでしょう。
一方、7番人気以下は[2-4-3-53]。出走回数が多いので複勝率は14.5%と低いですが、複勝回収率は118%とリスクに見合う数値をマークしています。1番人気の傾向と同じくこちらも12頭立て以上に限ると[2-3-2-34]。複勝回収率は157%と高い期待値をマークしているのは覚えておいて損はない傾向と言えるでしょう。
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先週の日本ダービーでは【残った馬】のタスティエーラが4番人気で優勝。ソールオリエンスが2着。3着には【注目の穴馬】として取り上げた6番人気ハーツコンチェルトが入線し上位を独占しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
関東馬(ただし、GIで3着以内の実績がある馬は除く)
[0-0-0-10]複勝率0%
該当馬:グラティアス、ソーヴァリアント、マイネルファンロン
(過去の該当馬:13年ダイワファルコン2番人気10着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるソーヴァリアントが該当しました。
鳴尾記念は関西馬が[10-10-8-82]と圧倒的な成績を収めています。関東馬で3着以内に好走した2頭は17年マイネルフロスト(14年日本ダービー3着)、21年ブラストワンピース(18年有馬記念1着)でどちらもGIで好走するほどの高い地力を備えていました。
ソーヴァリアントは、これまでにGI未出走。過去の関東好走馬と比べてみれば、GIへの出走経験がないこと自体、懸念材料と言えるのかもしれません。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。