現地時間29日、米・ターフウェイパーク競馬場で行われたケンタッキーCクラシックS(3歳上、米G2・オールウェザー9f、4頭立て)は、M.ピノ騎手騎乗の2番人気ハードスパン Hard Spun(牡3、米・J.ジョーンズ厩舎)がスタートから先手をとると、今年のケンタッキーダービー馬で1番人気に推されたストリートセンス Street Senseの追撃を1.1/4馬身抑え逃げ切った。勝ちタイムは1分48秒48(良)。さらに3.1/4馬身差の3着にストリームキャット Stream Catが入った。
勝ったハードスパンは、父Danzig、母Turkish Tryst(その父Turkoman)という血統の米国産馬。昨年10月のデビューから4連勝でルコントS(米G3)を制覇。その後はケンタッキーダービー(米G1)2着、プリークネスS(米G1)3着、ベルモントS(米G1)4着などクラシック戦線で善戦し、前走のキングスビショップS(米G1・ダート7f)でG1初勝利を飾っていた。ストリートセンスとは3度目の対決で、初めて先着を果たした。通算成績12戦7勝(重賞4勝)。