30日、高知競馬場で行われた高知3冠の最終戦・黒潮菊花賞(3歳、ダート1900m、1着賞金27万円)は、宮川実騎手騎乗の2番人気{horse=2004104301:カクショウ}(牡3、高知・田中譲二厩舎)が、好スタートから先手を取ると直線に向いても脚色は衰えず、1番人気ミルスペックに5馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分10秒3(重)。さらにアタマ差の3着には4番人気ウルズが入った。
勝ったカクショウは、父ミシル、母アロットオブギフト(その父シャーディー)という血統。昨年7月に兵庫・斉藤裕厩舎からデビューし、13戦目で初勝利。その後1勝を加えて今年8月に高知に移籍した。移籍後はこれまで4戦2勝。今回が初の重賞挑戦だった。通算成績31戦5勝(重賞1勝)。