「新馬戦」(11日、東京)
断然の1番人気に支持された
ダノンエアズロック(牡、父
モーリス、美浦・堀)が、大物感あふれる走りで、東京芝1800メートルの新馬戦をV。昨年のセレクトセール1歳で4億9500万円という高値がついた期待馬が、見事にデビュー戦を白星で飾った。好スタートから、逃げ馬を先に行かせて2番手を追走。直線に向いて楽な手応えで先頭に立つと、後続に追撃の余地を与えなかった。勝ちタイムは1分48秒1。1馬身1/4差の2着は7番人気の
ピースヒロフェイス、さらに頭差の3着には2番人気の
シトラールが入った。
勝利に導いたD・レーン騎手は「いいスタートを切って、前めのポジションでゆったり運べました。直線で後続のプレッシャーがかかってからもしっかり反応してくれましたし、いい経験になったと思います」と振り返った。